電気の仕事は人助け

もし、あなたが、誰かから「ありがとう!」と言われて、少しでも喜びを感じるのなら…、この仕事はあなたのためにあります。

というのも、電気に携わる仕事は社会を機能させるだけでなく、人を助ける仕事でもあるからです。

いかに電気が私たちの生活に無くてはならないのか、ありがたみを感じた

2018年、台風21号が関⻄地区に大きな被害をもたらしました。電柱はなぎ倒され、地域によっては⻑期間の停電が続きました。220万軒が停電、関⻄空港の電気設備は潮に浸かり機能しなくなりました。

同じく2018年、北海道胆振地方東部地震が発生し、北海道全域がブラックアウト(大停電)が 起き、295万世帯が停電しました。 そして2019年、台風15号が千葉県を襲いました。 最大93万世帯が停電し、⻑期間の停電を余儀なくされ生活に支障が出ました。

電気が使えない生活は私たちを不便にさせ不安にさせます。スマートフォンは充電できないままバ ッテリーは切れ、ネットから情報を得ることができません。冷蔵庫の中のものはみるみる腐っていきます。テレビを見ることも、お風呂を炊くこともできないでしょう。

そして⻑期の停電が続けば、命の危険に晒されます。夏の日であればエアコンをかけることができず、熱中症になり、死の危険が迫ります。医療を受けておられる患者さんにとっては致命傷です。たとえば電気が使えないことで人工呼吸器が機能しなくなれば生きていくことはできません。

いかに電気が私たちの生活に無くてはならないのか、ありがたみを感じた…

停電から約1ヶ月、電気が復旧して明かりが灯ったとき、そうテレビのインタビューで言っていた女性の言葉が、いかに電気が生活に根付いているのかを教えてくれています。

電気は世の中から消えることはない

今や水や空気と同じように、電気は私たちが生きていく上で絶対に必要不可欠。なくてはならない大切なエネルギー源です。

電気がなければ今の生活は到底できません。水がなければ生きていけないように、電気も安定供給されなければ命に関わります。

私たちが何気なく使っているコンセント、家電製品、スマートフォン、インターネット、ATM、そして自動車に至るまで、何もかもが電気が無かっ たら機能しません。

電気はまるで酸素。息を吸って吐くかのように、当たり前に人々の生活に根付いているのです。そして電気に替わるエネルギー源としての候補は今のところ発見されていおりません。太陽光であろうと、水素であろうと、どんなエネルギー源ができても、結局は電気に変えられるのです。

電気はなくなることはない。電気が使われ続ける限り、その需要はあります。

電気を安世の中に電気を必要としている人たちに、私たちの技術を通じて、安全に安定供給すること。

その需要に応えるべく、私たちは、工場・ビル・商業施 設・病院・学校など、その電気設備の構築やメンテナンスをおこなっています。

ですからもし、あなたが仕事を通じて、人助けをしたい!世の中に貢献していきたい!と思うのなら…この仕事を極めてみませんか?

社会は「電気」というエネルギーを通じて「人の役に立ちたい!」「世の中に貢献したい!」という気持ちを持った、あなたを必要としているのです。

電気の仕事に携わる5つのメリット

1. 電気はこの世から無くならない

想像してみてください。電気が世の中に無くなってしまったら…。あなたは生活できますか?スマホは使えない、お金は引き出せない、テレビも見れないしエアコンや冷蔵庫も使えない…。

近年はクルマも電気で動かす時代です。電気はそれだけ世の中に根付いているという証拠。電気の無い生活できますか?無理ですよね?電気はこの世から無くなってはいけないのです。だから需要はあり続けるわけです。

2. 電気エネルギーの依存度は高まるばかり

生活水準の向上によって、快適な生活が求められ、冷暖房をはじめとして生活における電気の役割はますます大きくなっています。またコンピュータや通信など IT革新による高度情 報化社会の進展により、産業、生活のあらゆる側面で、電気の役割は増しています。

このようなことから、エネルギー消費のなかで電気の形で使われる割合(電力化率)が高まり、現在では40%以上となっています。(電気事業連合会より抜粋)さらに電気の依存度は増々上昇するでしょう。

3. 技術者が減少し これからがチャンス

電気の依存度は上がり続けている一方で、電気に関わる技術者は毎年減少しています(経済産業省によると2045年の想定需要に対して、技術者は2万7千人程度不足すると言われ ています)。

だったらチャンスじゃないですか?なぜなら仕事の需要に対して供給が不足すれば、その仕事の価値はおのずと上がってくるからです。仕事の価値が上がれば、地位や収入が上がっていくのがごく自然と言えます。

4. 簡単に仕事を奪われない職業

私たちの仕事はお医者さんと同じで国家資格が必要な仕事ばかりです。勉強も必要ですし、外科医と同じで経験も必要です。ですから正直、簡単にできる仕事でもありませんし、外国人やAIに容易く仕事を奪われる可能性も低いでしょう。

10分で覚えられる仕事は10分で奪われますが、10年かかって覚えた技術は10年間は奪われないのです。

5. 老舗企業が多く 実は不景気にも強い

私たちの業界では、創業50年や100年選手の企業が多いです。それは流行りや景気に流されない業界だから。そもそもインフラ事業というものは不景気に強いです。

水や電気は景気が悪くても必ず消費されますからね。

電気の仕事に携わる醍醐味

発電・送配電・鉄道・建築・太陽光・通信・空調・蓄電・EV・etc…電気に関わる仕事は実に多岐に渡ります。また設計・施工・管理等、電気に関わる職業も多様です。

電気に関わる知識や技術力があれば一生食いぱぐれることはないと言われるほど。それだけ電気の仕事は裾野が広く応用が効く仕事なのです。

また、資格の多さや難易度を考えれば、いかに電気が私たちの生活に根付いているのか…。そしていかに奥深くて需要のある産業なのかがわかるでしょう。