なぜ今の会社に転職しようと思ったのですか?

じんのうちでんきに転職する前は、営業として某金融機関に在籍していました。

金融機関は華やかな仕事と言われていたので転職する時は周りからかなり反対されました。ですが金融機関の仕事の現実は甘くありません。預金集めや融資、保険の契約など、きついノルマの毎日で神経をすり減らしました。上司からの圧力も酷く、最終的に胃に穴が開きました。

こんな仕事をずっとやっていくのか…。この仕事をしていても自分の将来がまったく見えない。もし転職するなら手に職をつける仕事をしたい。手に職をつければ毎日のノルマに悩まされることもない。そう思うようになり、今の会社と出会ったことが転機となりました。

この仕事の醍醐味を教えてください。

最初は大工になろうと思っていました。ですが言われてみれば、たしかに電気はこの世から無くならないし、電気工事士の方が知識量も必要で、国家資格も必要だということで電気工事士に挑戦することにしました。

最初は右も左もわからず、何をしていいのかさえわかりませんでした。ですが先輩方が付きっきりで色々と教えてくださったお陰で、何とか仕事についていけるようになりました。

入社して2年くらいが経った時ですかね。いきなり「この仕事納めてこい!」って言われ、はじめて自分だけで仕事をすることになりました。独り立ちした瞬間ですね。ライオンが子供を崖から落とすではありませんが、そうやって独り立ちさせてもらったことで、今があると感じています。

電気工事の仕事は覚えることが本当に山ほどあります。電気の知識や技術だけでなく、建物の知識も必要ですし、大工作業をおこなうこともあります。他にも仲間とのコミュニケーション力も必要です。

それだけ仕事のやりがいはありますし、単調な仕事だと思われがちですが、やるべきことは多いです。「電気工事士を極めれば、大工や配管工など他の業種の仕事もできる」って言われるほど、この業界で仕事を極めることができるでしょう。

この仕事をしていてツラかったことは?

まず1つ目は、自分の力不足を感じるところですね。上には上がいて…笑。ベテランさんの仕事姿を見ると、その仕事の要領さや技術力に圧倒されます。ですから自分はまだまだやなぁ…と凹みます。

2つ目は仕事が忙しい時。普段は17時に仕事が終わりますが、忙しいときはそうも言ってられません。帰るのが夜遅くなるときもありますし、夜勤をする時もあります。短期間ですが出張もあります。

ですが残業とか夜勤とか、休日出勤をすればもちろん手当がつきますし、出張手当ももらえます。忙しいときはお金も無駄に使わないので、稼ぎ時だと思って頑張っています。

今の会社で働いていて良かった点を教えてください。

先輩の徹底したサポートがなければ今の自分は有り得ません。それだけ尊敬する先輩方は多いです。

そしてウチの会社の特徴は、なんせ社員同士が仲が良いことですね。仕事の時はもちろん超がつくほど真剣ですが、それ以外は笑いが絶えません。仕事の疲れも吹っ飛ぶくらい、みんなアホ(面白いという意味)な事ばっかりやってるんですよ。

あとは、頑張りはちゃんと評価してくれるところです。僕自身、家族を抱えていますし、会社からしっかりと評価して頂ければモチベーションになります。

これから仲間になる人へのメッセージをお願いします。

僕はまったくの異業種からこの世界に入りました。でも今では技術者の端くれとして頑張っています。

だから誰にでも挑戦できる!そう思います。「自分にはできない、無理かも」と思わずに、この世界に飛び込んでみることをお勧めします。右も左もわからなかった僕が、今ではこうして仕事をこなせることができたように、周りがしっかりとサポートしてくれますので。

立派な電気工事士になって、これからもっと必要とされる電気の需要にどんどん応えていきましょう!

三野君
施工技術部所属。第一種電気工事士。金融機関からの転職し短期間で技術者になり上がった異色の経歴。彼の仕事ぶりには周囲も一目を置くほど。施工技術部の次期幹部候補とまで言われている。当社に入社後、念願だった婚約者とのゴールインを果たし現在は2児のパパに。家族のために、自分の将来のために、会社や業界の発展のために日々活躍中。